introduction

「日本の魅力は、旧石器、縄文時代から、この日本列島に住む人々、日本人によって紡がれる日本文化を語れば感じられるはず」

と、この大きなテーマに挑戦することにしました。

無機物からか有機物からかは分からないけど、ある物質から生まれて、たった一つの細胞に

なり、生命をもつ生物の一つとして進化してきた人間、日本人、

宇宙の広大な空間と無限の時間の中に、存在している人間、日本人

その宇宙に比べて、圧倒的に小さな時空で、ほんの短かい時間で歴史をつくり

生きる人間、日本人が創造する文化

興味深いと思いませんか…・

もしも、この日本列島に太古の昔から生き続けている存在があれば、何を思うのでしょうか

「真人」の世界は、この象徴的な存在を意味しています

最近の科学技術の急速な進歩は、とりわけ、通信を発達させて、インターネットの世界を

生み出します、AI（人工知能）の登場は、さらに世界や日本を変えます、

マスコミやインターネットにより製造される無限の断片的な現実や事実が、我々を「真実」からますます遠くします、

「幻影の時代」は、まさに今です、

日本人が、科学的思考と合理主義を無条件に信じ始めたのは、いつ頃からでしょうか、

この映画は、「本を読むような映画」です

私自身が本のようにページをめくり、前に行き、後ろに戻り、学びながら、制作しました、

この映像を繰り返して見る程に、先生方のお話に新たな発見をし、分野を超えた、繋がりに気づきます。

僕の初学者としての「博物学」の誕生です、

ぜひ、これを見ていただく方にも、同じ気分になってもらえれば、本望です。